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バイトと税金

バイトを掛け持ちするコツとは?メリット・デメリットも考慮しよう

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バイトを掛け持ちするコツとは?メリット・デメリットも考慮しよう

バイトの掛け持ちして稼ぎを多くしたいと考えたことがある方もいるのではないでしょうか?

バイトを掛け持ちすることによって稼ぎが多くなるなど良いことがある反面、注意すべき点や、シフトが重ならないように時間管理も必要です。

今回はバイトを掛け持ちするためのコツやメリットやデメリット、注意すべき点についてご紹介します。掛け持ちバイトを考えている人は、参考にしてください。

 

バイトを掛け持ちするメリット・デメリット

バイトを掛け持ちするメリット・デメリット

バイトを掛け持ちするコツは一言で言えば「時間管理」と「健康管理」です。

複数のバイトで働く際にはシフトが被らないように注意が必要ですし、休みなく働けば体調面も気になるところです。
実際にバイトを掛け持ちする前にメリットやデメリットも確認しておきましょう。

バイトを掛け持ちするメリット

メリットの一つは収入が増えることです。バイトの通常の雇用形態として、週3~4日であるケースが多いですが、同じ条件のバイトを2つ持てば、単純計算で2倍稼げることになります。

もう一つのメリットとしては、複数の職場でさまざまな経験を積むことができるため、今後のステップアップにもつながる可能性もあることです。また、人間関係も広がり、新たな出会いやそこでできた人脈はとても貴重なものになります。

バイトを掛け持ちするデメリット

バイトの掛け持ちはメリットばかりではありません。もちろんデメリットもあります。

一番に考えられることは「シフトが被ってしまう可能性がある」ということです。スケジュールをしっかりと確認しておかないと、「両方のシフトを被って入れてしまった」「時間配分を間違えて間に合わない」ということも起こる可能性があります。

バイトと言えど仕事には変わりません。”うっかり”は通用しませんし、バイト先や仲間に迷惑をかけることもあります。複数のバイトを掛け持ちする場合には時間管理がとても重要になります。

また、複数のバイトで働くことで休みも少なくなり、精神的・肉体的なストレスがかかりやすくなります。バイト先が増えて、労働時間が長くなると想定していた以上に自分に負担がかかってくるものです。

あまりにも忙しいために学業や私生活に支障が出てしまっては本末転倒です。健康管理に十分に気を配り、無理のない程度で考えておくことも大切です。

 

バイトを掛け持ちしたら確定申告が必要?

バイトを掛け持ちしたら確定申告が必要?

バイトを掛け持ちする際は税金面についても考えておきましょう。

年間103万円を超えなければ所得税の支払いはなし

所得税は基礎控除38万円と給与控除65万円で、合計控除額は103万円です。ですので、バイトによる収入が年間103万円を超えなければ税金を支払う必要はありません。

1つのバイトでは103万円を超えないけれども、2つの収入を合わせると超過してしまうというケースでは、確定申告を行う必要性が出てきます。

税金の申告には各バイト先から受け取る源泉徴収票が必要になりますので、無くしたり捨ててしまわないようにしっかりと管理しておきましょう。

参考:短期バイトで源泉徴収票はいつもらえる?提出が必要になるときは?

扶養を気にするなら年間130万円を超えないように

また、年間収入が130万円を超えると親の扶養からも外れるため、自分で加入する国民健康保険と国民年金、またはバイト先の健康保険と厚生年金のいずれかの組み合わせで加入することになります。
(厚生年金は労働時間・日数が正社員の4分の3以上に該当することが条件)

そのため、収入の中から健康保険料が差し引かれることで手取りは少なくなります。

保険料を支払いながら、手取りも増やすためには年間で約160万円以上稼ぐ必要があります。バイトをする時には年間収入のことも計算し、130万円以下に抑えるか、160万円以上になるまで稼ぐか選択することも大切です。

申告しなくても税務署にはバレない?

「申告しなくても税務署にはバレないのでは?」と考える人もいるかもしれません。しかし、各企業はそれぞれの自治体に「給与支払報告書」を提出していますので、雇用している人がいくら稼いでいたかなどのデータもわかっています。

申告すべき税金を納めない「脱税」が発覚した際には、本来の税金に加えて「無申告加算税」と「延滞税」を支払う義務が発生するので注意しましょう。

納め過ぎた税金が戻る場合も

各バイト先の給与を合算して、年間の収入が103万円以下だった場合は、源泉徴収として支払った税金が戻ってくることがあります。

過払いの税金が戻ることを「還付金」と呼びます。還付金のことを知らずに、戻ってくるべきお金をもらえていない人も多いようです。税金を払いすぎないためにも、まずは源泉徴収額を確認して、税務署の窓口で相談をしてみましょう。

参考:短期バイトの税金がわからない!掛け持ちや副業の場合の確定申告は?

 

バイトの掛け持ちを成功させる”コツ”とは?

バイトの掛け持ちを成功させる”コツ”とは?

バイトを掛け持ちする時には、各バイトに優先順位をつけることが大切です。優先順位の付け方は「収入」「通勤」「人間関係」「将来の夢との関連性」など、人によって異なるかもしれませんが、自分にとって一番都合の良い選択で大丈夫です。

就業規則を確認しよう

掛け持ちしていることを隠している方もいるようですが、後々のことを考えても良い結果は生まれません。掛け持ちをしていることを面接時から伝えておくことで、融通を利かせてくれる場合もあります。

また、バイト先によっては掛け持ちバイトを禁止している職場もありますので、勤める前に就業規則等をよく確認するようにしましょう。

なお、働き過ぎは体調にも良くないため、適度に休みの日を設定しておくことも長続きさせるためには必要です。

掛け持ちに向いているバイトは?

派遣や短期などの単発で稼げるバイトなどは掛け持ちバイトに向いています。自分の都合に合わせて働きやすく、隙間時間を効率よく使うこともできます。

 

まとめ:バイトの掛け持ちは「自分管理」が大切

バイトを掛け持ちするコツは「時間管理」「健康管理」「税金管理」などの「自分管理」です。今回ご紹介したメリットとデメリットを考慮しながら、自分にあった働き方を見つけていくことも大切です。

単純に「お金を稼ぐ」ために働くよりも、買いたいものがあったり、将来のために必要なお金であったりなど、明確な目標がある方がモチベーションも維持しやすくなります。

長期的に働くことも大切ですが、まずは短期でできるバイトから掛け持ちを始めてみてはいかがでしょうか?

参考:すぐ働きたい、もっと稼ぎたいが叶えられる「コンビニスタッフプロモーション」